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パコダテ人

「パコダテ人」(2002)
宮崎あおい主演。

可愛い、というのが全体的な印象。ある日突然しっぽが生えた、という図がまず可笑しい。そしてしっぽをプラプラさせてる宮崎あおいが可愛らしい。(笑)映画全体を通してほのぼのした空気が流れてるし、主人公の家族がまた素敵な人々で。彼らの会話はとても楽しい。函館がパコダテに、日野ひかるがピノピカルになってしまうという語感のかわいらしさも、映画のイメージに確実に影響していると思う。
そして総合的に、「可愛い」の一言に落ち着く。うん、やっぱり可愛いよ。

しかし宮崎あおいって、この映画の頃はまだ今よりも子供っぽいのね。初々しい。

中国映画

「ラヴソング」(1996 香港)
たまたま放送していたので観た。

マギー・チャンって懐の深い女優だったんだね…。「HERO」でかっこいいなぁとは思ってたけど、地味な役所だったからあまり強い印象はなかったし、特に注目はしていなかったのに。今思えばなんたる不覚。この映画ではレオン・ライよりもマギー・チャンに惹きつけられてたり。パクさんいい人だし…。(12/2 注:パクじゃなくてパウさんでした;)

映画やドラマを見て真顔でホロッときたのは何年ぶりかなぁ。いや、泣ければいいってわけでは全くないけど、でもこれは感涙。恋愛モノは結構嫌いだけど観て良かった。…そして、どうしようもなく切ない物語でも、救いようのない終わり方じゃなくて良かった…(^^;

やっぱり、香港映画とか中国映画、結構好きだ。ポンポン飛び交うテンポのいい会話とか、おやじギャグみたいなチープな笑いとか、悪態をついてる筈なのに愛情が感じられるセリフとか。罪がないし。もちろんハリウッドみたいな爆発のない、中国武術のアクションシーンも。

そういえば、「トワイライト・ランデブー」とか、「霊幻道士(だっけ?キョンシー。)」シリーズとか…もう一度観たいなぁ…。あぁ、懐かしい…。

クジラの跳躍

「クジラの跳躍」というアニメを観ました。

30 分弱の短いものなんですが、なんかいい。とてもいいです。何がいいんだ、というのは、たむらしげるという名前を聞けば分かる方は分かるでしょう。シンプルな絵を描く方です。でも、ほっとするんです。以前から気になる絵描きさんでした。ちょうどケーブルテレビの番組表に載ってたので観てみたんですが、不思議な世界観の物語で、きれいなんです。映像が。ゆっくりとした動きで、時間の流れが違うようで。ほっとします。

千と千尋

スタジオジブリ「千と千尋の神隠し」の試写会見に行きました。当たったのですよ、ネスレのチケットが!幸せだ~。

すごく期待していたというわけではなかったせいか、事前にあらすじがほとんど分かっていなかったせいか、ほんとにすごく良かったです。細かい演出も宮崎さんらしいなー、と。監督またまた引退宣言したそうですが、これで終わってもらっちゃ困る!って思います。このあとさらに魅せて欲しいな、と。細かいこと載せてしまうとネタバレになるのでこの辺でやめときますが、とにかく千と千尋は良かったです。

いやあ、今年の夏は魅力的な映画が多いですなあ…。懐具合が気になるところです。