紅茶の話

最近ティーバッグの紅茶をいただいたので、久しぶりに TWINING を飲みました。あれー、こんなに美味しかったっけー。というくらい、なんだか新鮮でした。あー、ここ何年かまともに紅茶淹れてないわ。なんてことを改めて実感したりして。

気持ちに余裕がないと不味い紅茶しか淹れられないのだ。てなわけでずっと水出し紅茶でサボってます。たとえティーバッグでも、ちゃんとお湯で淹れた方が美味いわやっぱり。(当たり前。)そんなわけで昨日はマグで 4 杯も飲んでしまいました。(飲み過ぎ。)葉々屋行って茶葉仕入れてこようかな。でも今年のお茶はまだなんだよね…。

ごくたまにしか飲まないときはやっぱりダージリンがいいなぁ。贅沢だなぁ。でもディンブラ飽きちゃったよ。ヌワラエリヤは冬に入る頃にはなくなっちゃうし、スーパーで手に入る紅茶はだいたい物足りないし。春先はいつも紅茶難民です。

短期間にいろいろ飲んでると渋みに慣れて、あっさり系の紅茶では物足りなく感じるようになります。思うに、プロの淹れた紅茶が渋いのはそのせい。確かに渋味にもいろいろあって、舌にこびりつくような不快な渋味だけではなくて、甘いような心地良い後味を残す渋味もある。毎日飲むような人には後者の渋味がより強く感じられるように濃いめの方が良いようだけど、飲み慣れない舌には前者の不快な渋味の方が感じやすいような気がします。

で、今の私は渋味に耐性がない。一部のお茶好きな人々を除いて、今の私と似たような状態の人は多いだろうと思う。そんな舌でプロの味覚にマッチする紅茶を飲んだら、渋味やエグ味のようなものを強烈に感じるのは当然なんじゃないかな。味が分からないんじゃなくて、敏感すぎるのだと思う。そこで「紅茶って渋い」なんて思われたらもったいない。

素人がいきなりフルマラソンを走るのが無理なように、いわゆる「美味しい紅茶」だって人を選ぶはず。というより、人によって好み以外にも紅茶の美味しさを大きく左右する要素がいくつもあるということ。それを意識している人って、どれだけいるんだろう。
…というようなことを、ある時から紅茶を飲む度に考えるようになりました。こんなところで語っちゃうほどに。

ちなみに、飲み慣れない時は大きめの茶葉で、茶葉少なめお湯多めで蒸らし時間を長めにすると比較的好みに調整しやすいです。濃すぎたらお湯で薄めて飲めば良いのだ。物足りなかったら次からはお湯を減らしてみたり。
最近この調整がうまくいかなくて、たまに淹れると毎回失敗します。リハビリしなきゃー。

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